特殊事業部

地すべりは様々な要因が組み合わさって発生するため、対策工の種類も多岐にわたります。大きく抑制工と抑止工にわけられ、抑制工はボーリング工事などで地すべりの要因そのものを低減、あるいは除去することを目的とし、抑止工はアンカーなどの構造物で地すべりを防ぎ、地盤の安定化を図ります。

グラウト工事とは、硬化速度を調節できる薬液（注入材料）を地盤に注入して、軟弱地盤の透水性を減少させたり、強化を図ることで、掘削時の安全や建造物の基礎地盤の補強などに用いられております。

地すべりの原因（地形、地下水などによる応力）を取り除くため、スピンドル型のマシンでダウンザホールハンマーを使い、水路工、横ボーリング工、集水井工、排水トンネル工を行います。